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新枕
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にいまくら
ふりがな文庫
“
新枕
(
にいまくら
)” の例文
その晩のおとく孝助の
新枕
(
にいまくら
)
を「玉椿八千代までと思い思った夫婦中、初めての語らい、誠にお目出たいお話でございます」
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
怖い
紛
(
まぎ
)
れにお累は新吉に
縋
(
すが
)
り付く、その手を取って
新枕
(
にいまくら
)
、悪縁とは云いながら、たった一晩でお累が身重になります。これが怪談の
始
(
はじめ
)
でございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ええ、多一さん、
新枕
(
にいまくら
)
の
初言葉
(
ういことば
)
と、私もここでちゃんと聞く。……
女子
(
おなご
)
は女子同士やよって、美津さんの味方して、私が聞きたい。貴方はそうはなかろうけど、男は浮気な……」
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呼べ、と言えば、
婦
(
おんな
)
どもが
愚図
(
ぐず
)
々々
吐
(
ぬか
)
す。
新枕
(
にいまくら
)
は
長鳴鶏
(
ながなきどり
)
の
夜
(
よ
)
があけるまでは待かねる。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
実に玉椿の八千代までと
新枕
(
にいまくら
)
を
交
(
かわ
)
せ、それから夫婦共稼ぎを致しまして、少しも油断をしませんから、
忽
(
たちま
)
ち身代を仕出しましたに
付
(
つき
)
、多助は
予
(
かね
)
ての心願通り沼田の
家
(
いえ
)
を立派に再興致し
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡