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斯樣
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こんな
ふりがな文庫
“
斯樣
(
こんな
)” の例文
新字:
斯様
傳
(
つた
)
へ
聞
(
き
)
く、
唐土
(
もろこし
)
長安
(
ちやうあん
)
の
都
(
みやこ
)
に、
蒋生
(
しやうせい
)
と
云
(
い
)
ふは、
其
(
そ
)
の
土地官員
(
とちくわんゐん
)
の
好
(
い
)
い
處
(
ところ
)
。
何某
(
なにがし
)
の
男
(
だん
)
で、ぐつと
色身
(
いろみ
)
に
澄
(
すま
)
した
男
(
をとこ
)
。
今時
(
いまどき
)
本朝
(
ほんてう
)
には
斯樣
(
こんな
)
のもあるまいが、
淺葱
(
あさぎ
)
の
襟
(
えり
)
に
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
恐
(
お
)
づ/\橋板を踏むと、足の底がふわりとして、一足毎に橋は左右に前後に上下に搖れる。飛騨山中、四國の
祖谷
(
いや
)
山中などの藤蔓の橋の渡り心地がまさに
斯樣
(
こんな
)
であらう。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
私達は、あの香氣の高い谷の百合が
斯樣
(
こんな
)
に生えて居る場所があらうとは思ひもよらなかつた。
烏帽子山麓の牧場
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
樣
部首:⽊
15画
“斯樣”で始まる語句
斯樣々々