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斜交
ふりがな文庫
“斜交”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はすか
92.3%
はすっか
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はすか
(逆引き)
それはいい、そこまではいいんだが、やがてお松は酌をしながら、
斜交
(
はすか
)
いにこっちをにらんで、浮気をしちゃあいやよといった。
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
斜交
(
はすか
)
いの席に、この出来事を笑いながら見ていた、この地方の人らしい五十
恰好
(
かっこう
)
の和服の男が、そう云いながらその缶を取って
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
斜交(はすか)の例文をもっと
(12作品)
見る
はすっか
(逆引き)
この途端に
颯
(
さっ
)
と
瞼
(
まぶた
)
を赤うしたが、
竈
(
へッつい
)
の前を横ッちょに、かたかたと下駄の音で、亭主の膝を
斜交
(
はすっか
)
いに、帳場の
銭箱
(
ぜにばこ
)
へがっちりと手を入れる。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
呼吸
(
いき
)
も
吐
(
つ
)
かず、続けざまに
急込
(
せきこ
)
んだ、自分の声に、町の中に、ぬい、と立って、杖を
脚許
(
あしもと
)
へ
斜交
(
はすっか
)
いに
突張
(
つッぱ
)
りながら、目を白く
仰向
(
あおむ
)
いて、月に小鼻を照らされた流しの按摩が、呼ばれたものと心得て
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
斜交(はすっか)の例文をもっと
(1作品)
見る
斜
常用漢字
中学
部首:⽃
11画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“斜”で始まる語句
斜
斜面
斜向
斜違
斜視
斜子
斜谷
斜陽
斜上
斜後
“斜交”のふりがなが多い著者
山本周五郎
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花