“敵情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てきじやう50.0%
てきじよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かのおどろくべき三尖衝角さんせんしやうかく絞車こうしやごと廻旋くわいせんして、一撃いちげき突進とつしん敵艦てきかん粉韲ふんさいすること得可うべく、敵艦てきかんし十四インチ以上いじやう裝甲軍艦さうかうぐんかんならば、てい逆浪げきらう怒濤どたうそこ電光でんくわうごと駛航しかうしつゝ、かゞみうつ敵情てきじやうさつして
所謂いはゆる敵情偵察てきじようていさつである。敵情てきじようこと/″\くわかつたならば、災禍さいかをひきおこすところのかの暴力ぼうりよくくだくことも出來できよう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)