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故
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せえ
ふりがな文庫
“
故
(
せえ
)” の例文
駕「
左様
(
そう
)
でげすか、オヤ/\/\成程居ない、気の
故
(
せえ
)
で
重
(
おも
)
てえと思ったと見える、成程
何方
(
どなた
)
も入らっしゃいません、
左様
(
さよう
)
なら」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
また此の重三郎の親父は梨子売を致す重助と申す者で、川崎在の羽根田村に身貧に暮して居りまするが、去年の暮から年の
故
(
せえ
)
か致して
寒気
(
さむさ
)
に
中
(
あた
)
る、
疝気
(
せんき
)
が起ったと見えまして寝て居ります。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“故”の意味
《名詞》
(ふる)使い古したもの。おさがり。
(ふる)年を経たこと。
(ふる)以前のもの。
(ゆえ、体言や活用語の連体形などに付いて用いられる)理由。わけ。特別な事情。
(ゆえ)由緒。
(ゆえ)おもむき。
(ゆえ)縁故。
(ゆえ)故障。
《形容動詞》
(ことさら)故意に。わざと。わざわざ。
(ことさら)とりたてて。とりわけ。特に。格別。
(出典:Wiktionary)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“故”を含む語句
何故
故郷
事故
故障
故意
其故
縁故
故々
故家
所故
反故
故里
故事
故国
故人
物故
故主
何故々々
故買
故國
...