支柱しちう)” の例文
実際破損のなかつた家でも、すぢかひを入れたり、支柱しちうをしたりしてゐる家が沢山あるのであつた。
余震の一夜 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
それは支柱しちうが取り去られたといふよりも、まるで原動力がなくなつてしまつたやうなものだつた。
それでりた手間てまかへすのがいひがへしである。大豆だいづにははこぶととも一攫ひとつかみにしてはうへにしてさきまるいてたがひみき支柱しちうるやうにしてにはぱいてゝした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)