さしを)” の例文
かずらざる無學むがくひとには、一時いちじおどろかすの不便ふべんあらん文盲人もんまうじん不便ふべんどくながらかへりみるにいとまあらず。其便不便そのべんふべんしばらさしをき、かく日輪にちりんもとなり、つきつきものなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
まづその事はさしをいて、奥様が頼んだ証拠これ見や
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)