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摺小木
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すりこぎ
ふりがな文庫
“
摺小木
(
すりこぎ
)” の例文
その下に
摺鉢
(
すりばち
)
が
仰向
(
あおむ
)
けに置かれて、摺鉢の中には小桶の尻が吾輩の方を向いている。大根卸し、
摺小木
(
すりこぎ
)
が並んで
懸
(
か
)
けてある
傍
(
かたわ
)
らに火消壺だけが
悄然
(
しょうぜん
)
と
控
(
ひか
)
えている。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ナニ
三俵
(
さんだら
)
ポツチでも
被
(
かぶ
)
つて
摺小木
(
すりこぎ
)
でも
差
(
さ
)
して
往
(
ゆ
)
きませう。「
可笑
(
をか
)
しいな、
狐
(
きつね
)
にでも
化
(
ばか
)
されたやうで。金「ナニ
構
(
かま
)
やアしませぬ。「ぢやア
何分
(
なにぶん
)
頼
(
たの
)
むよ。金「へい
宜
(
よろ
)
しうがす。「お
寺
(
てら
)
は
何所
(
どこ
)
だい。 ...
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
摺小木
(
すりこぎ
)
の細工もはてず
冬籠
(
ふゆごもり
)
蘆文
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“摺小”で始まる語句
摺小杵