“摂理”のいろいろな読み方と例文
旧字:攝理
読み方割合
せつり92.3%
プロビデンス7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして彼らが熟知している唯一のことは、如何に彼らの作が廉価れんかであるかということのみであろう。だが摂理せつりはいつも不思議である。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
私の奉ずる神学はただ二言にしてつくす。ただ一なるまことの神はいましたまう、それから神の摂理せつりははかるべからずとうである。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
が、この時初めて馬琴の小説にあるように、天の配剤と云うことを感じた。摂理プロビデンスと云うようなことを感じた。
天の配剤 (新字新仮名) / 菊池寛(著)