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摂家
ふりがな文庫
“摂家”の読み方と例文
読み方
割合
せっけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっけ
(逆引き)
「御入洛と聞いて、
摂家
(
せっけ
)
以下の公家方が、公式にお迎えに出ようと、
慌
(
あわ
)
ただしく
装
(
よそお
)
っております。この辺で御小憩ねがいたいが」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清正といえども、
摂家
(
せっけ
)
清家
(
せいけ
)
の生れというわけではない、本来を言えば、豊臣秀吉と共に、尾張のあの地点の名もなき土民の家柄なのです。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その時にこの植通公が、「いや、いや、五
摂家
(
せっけ
)
に甲乙はないようなれど、氏の長者はわが家である、近衛殿の
御儘
(
おんまま
)
にはなるべきでない」と
咎
(
とが
)
めた。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
摂家(せっけ)の例文をもっと
(8作品)
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“摂家”の解説
摂家(せっけ)とは、鎌倉時代中期に成立した藤原氏嫡流で公家の家格の頂点に立った近衛家・一条家・九条家・鷹司家・二条家(序列順近衛が筆頭、一条と九条、鷹司と二条がそれぞれ同格。)の5つの一族のこと。大納言・右大臣・左大臣を経て摂政・関白、太政大臣に昇任でき、藤氏長者に就く資格を有した。摂関家(せっかんけ)、五摂家(ごせっけ)、執柄家(しっぺいけ。「執柄」とは権力掌握のことで摂政・関白の別名)ともいう。
(出典:Wikipedia)
摂
常用漢字
中学
部首:⼿
13画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
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摂家宮
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公家摂籙
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幸田露伴