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掻鳴
ふりがな文庫
“掻鳴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきな
66.7%
かきなら
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきな
(逆引き)
負けぬ気の椿岳は業を煮やして、桜痴が
弾
(
ひ
)
くなら俺だって弾けると、誰の前でも
怯
(
お
)
めず臆せずベロンベロンと
掻鳴
(
かきな
)
らし、勝手な節をつけては盛んに平家を
唸
(
うな
)
ったものだ。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
一
弾
(
だん
)
、二弾、
絃
(
げん
)
を
掻鳴
(
かきな
)
らして。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
掻鳴(かきな)の例文をもっと
(2作品)
見る
かきなら
(逆引き)
破三味線
(
やぶれざみせん
)
、
盲目
(
めしい
)
の琴、
南無妙
(
なむみょう
)
太鼓、四ツ竹などを、叩立て、
掻鳴
(
かきなら
)
して、奇異なる雑音遠くに
達
(
いた
)
る。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻鳴(かきなら)の例文をもっと
(1作品)
見る
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱
検索の候補
引掻鳴
“掻鳴”のふりがなが多い著者
内田魯庵
吉川英治
泉鏡花