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振被
ふりがな文庫
“振被”の読み方と例文
読み方
割合
ふりかぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかぶ
(逆引き)
という声を
当
(
あて
)
にして安田一角が
振被
(
ふりかぶ
)
る折から、
向
(
むこう
)
の方から来る者がありますが、大きな傘を
引担
(
ひっかつ
)
いで、下駄も途中で借りたと見えて、降る中を
此処
(
こゝ
)
に来合わせましたは
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
うぬ
)
、業畜生、」と
激昂
(
げっこう
)
の余り三度目の声は
皺嗄
(
しわが
)
れて、滅多打に
振被
(
ふりかぶ
)
った、小手の下へ、
恐気
(
おそれげ
)
もなく玉の
顔
(
かんばせ
)
、夜風に乱るる洗髪の島田を
衝
(
つ
)
と入れて、敵と
身体
(
からだ
)
の擦合うばかり
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
振被(ふりかぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
“振被”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花