“振被”の読み方と例文
読み方割合
ふりかぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という声を当(あて)にして安田一角が振被(ふりかぶ)る折から、向(むこう)の方から来る者がありますが、大きな傘を引担(ひっかつ)いで、下駄も途中で借りたと見えて、降る中を此処(こゝ)に来合わせましたは
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「汝(うぬ)、業畜生、」と激昂(げっこう)の余り三度目の声は皺嗄(しわが)れて、滅多打に振被(ふりかぶ)った、小手の下へ、恐気(おそれげ)もなく玉の顔(かんばせ)、夜風に乱るる洗髪の島田を衝(つ)と入れて、敵と身体(からだ)の擦合うばかり
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)