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拉典
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ラテン
ふりがな文庫
“
拉典
(
ラテン
)” の例文
半面の真理ってのは
什麽
(
どんな
)
ものかと訊いたら、
然
(
そ
)
う一々訊くものじゃないと言った。兎に角奥さんは
拉典
(
ラテン
)
もなかなか達者で校長さんよりも豪いそうだ。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それが
銘
(
めい
)
だった。園はその夜
拉典
(
ラテン
)
語の字書をひいてはっきりと意味を知ることができた。いい言葉だと思った。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
希伯来
(
ヘブライ
)
語手写本
猶太秘釈義
(
ユダヤカバラ
)
法(
神秘数理術
(
ゲマトリア
)
としてノタリク、テムラの諸法を含む)、ヘンリー・クラムメルの
神霊手書法
(
ニューマトグラフィー
)
、編者不明の
拉典
(
ラテン
)
語手写本
加勒底亜
(
カルデア
)
五芒星招妖術
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
鴎外が忘れたというのはその歌を指しているのである。鴎外はなおもこれに註記して、先ず
拉典
(
ラテン
)
の学名を挙げ、漢名石蒜。まんじゅさげ、したまがり、てんがいばな等の称あり。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
カルロ・ナイン嬢は
正
(
まさ
)
にその後者の方で、全体に小柄の方であるが、心持
玉子
(
たまご
)
形をした
拉典
(
ラテン
)
系統の顔の輪廓と、端麗花を
欺
(
あざむ
)
く眼鼻立ちと、
希臘
(
ギリシャ
)
の古彫刻そのままの恰好のいい
頸
(
くび
)
すじと
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
だが私にはそれは唯の一語も分らなかつた、私のまるで知らない言葉なのだ——佛蘭西語でも
拉典
(
ラテン
)
語でもない、多分ギリシア語か獨逸語なんだらうけれど、私にはどつちだか分らなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
否
(
いな
)
、独り独と英とのみではない。
露西亜
(
ロシア
)
人はスラヴ民族を以て優秀なりと認むれば、
仏蘭西
(
フランス
)
人は
拉典
(
ラテン
)
民族を以て優秀なりと認める。
而
(
しか
)
して、皆相持して下らぬ。即ち、
其処
(
そこ
)
に
禍機
(
かき
)
が潜伏するのである。
列強環視の中心に在る日本
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
拉
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
典
常用漢字
小4
部首:⼋
8画
“拉典”で始まる語句
拉典語