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押当
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おしあ
ふりがな文庫
“
押当
(
おしあ
)” の例文
旧字:
押當
左手
(
ゆんで
)
の
肱
(
ひじ
)
を
鍵形
(
かぎなり
)
に曲げて、
衝
(
つ
)
と目よりも高く
差上
(
さしあ
)
げた、
掌
(
たなそこ
)
に、細長い、青い、小さな
瓶
(
びん
)
あり、捧げて、
俯向
(
うつむ
)
いて、
額
(
ひたい
)
に
押当
(
おしあ
)
て
処方秘箋
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「そんな事……だしぬけに何を言うのさ。」とびっくりした調子で女は握り合った男の手をそのまま、乳房の上に
押当
(
おしあ
)
てた。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
重太郎はお葉の枝を我が胸に
犇
(
ひし
)
と
押当
(
おしあ
)
てた。お葉は重太郎の枝を我が袖に
抱
(
いだ
)
いた。重太郎の眼には涙が見えた。お葉も何とは無しに悲しくなった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上