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承応
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じょうおう
ふりがな文庫
“
承応
(
じょうおう
)” の例文
世潮はとうとうと
華奢
(
かしゃ
)
淫逸へながれてゆくのを見ながら、
承応
(
じょうおう
)
、
万治
(
まんじ
)
、
延宝
(
えんぽう
)
などのあいだは、一般にただ懐疑的であったといえる。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
原来
(
がんらい
)
疱瘡
(
ほうそう
)
を治療する法は、久しく我国には行われずにいた。病が少しく重くなると、尋常の医家は手を
束
(
つか
)
ねて
傍看
(
ぼうかん
)
した。そこへ
承応
(
じょうおう
)
二年に
戴曼公
(
たいまんこう
)
が支那から渡って来て、不治の病を
治
(
ち
)
し始めた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それが、
正保
(
しょうほう
)
、
慶安
(
けいあん
)
、
承応
(
じょうおう
)
、
万治
(
まんじ
)
——元禄というように、世が推移してくるにしたがって、世風も士風もおどろくばかり変って来たのである。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“承応”の意味
《固有名詞》
承 応(じょうおう)
日本の元号の一つ。慶安の次で、明暦の前。1652年9月18日から1655年4月13日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
承
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“承”で始まる語句
承
承知
承諾
承引
承塵
承久
承認
承合
承昭
承禎