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打切
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うちき
ふりがな文庫
“
打切
(
うちき
)” の例文
話し手のプロローグはこれで
漸
(
ようや
)
く終りましたが、宇佐美金太郎君の引用癖考証癖は、これで完全に
打切
(
うちき
)
られたわけではありません。
奇談クラブ〔戦後版〕:12 乞食志願
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
今朝の夜明けに初めての空襲があって、駅も少しばかりの被害を受けた。とにかく汽車は
此処
(
ここ
)
で
打切
(
うちき
)
るから、次の盛岡始発の列車に乗れという話である。
I駅の一夜
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
動
(
やゝ
)
もすれば柄に手を掛けてビンタ
打切
(
うちき
)
るなどというがある、其の時山三郎は仲へ入って
武士
(
さむらい
)
を
和
(
なだ
)
め、それでも聞かんと
直々
(
じき/\
)
奉行に面談致すなどというので
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
警官が来て二週間あまりも捜査しましたが、結局……訳の分らぬ怪事件として
打切
(
うちき
)
られて
了
(
しま
)
いました。
廃灯台の怪鳥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
○
打切
(
うちき
)
り
並
(
ならび
)
につゞ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
静
(
しずか
)
におしなせえ、隣はないが名主のない村じゃアないよ、お
前
(
めえ
)
さんがそう哮り立って鯉口を切り、
私
(
わっち
)
の
鬢
(
びん
)
たを
打切
(
うちき
)
る剣幕を恐れて、ハイさようならとお金を出すような人間と思うのは
間違
(
まちげ
)
えだ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“打切”で始まる語句
打切棒
打切飴