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才
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さえ
ふりがな文庫
“
才
(
さえ
)” の例文
新しい唐の制度の模倣ばかりして、
漢
(
もろこし
)
の
才
(
さえ
)
がやまと心に入り替つたと謂はれて居る此人が、こんな嬉しいことを言ふ。家持は感謝したい気がした。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「
下心
(
したごころ
)
。——
天下
(
てんか
)
の
諸人
(
しよにん
)
は
阿呆
(
あはう
)
ばかりぢや。
才
(
さえ
)
も
不才
(
ふさえ
)
もわかることではござらぬ。」
孔雀
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さうした濶達なやまとごゝろを赴くまゝに伸して居る間に、
才
(
さえ
)
優れた族人が、彼を乗り越しかけて居た。姫には叔父、彼——豊成にはさしつぎの弟仲麻呂である。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此は一層、郎女の望むまゝに、
才
(
さえ
)
を習はした方がよいのではないかと言ふ気が、段々して来たのである。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“才”の意味
《名詞》
(サイ 古語:ざえ)あることに秀でた能力。
(出典:Wiktionary)
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
“才”を含む語句
秀才
如才
才能
御如才
猪口才
才槌
青二才
才高
俊才
四才
才女
才媛
才取
才覚
頓才
菅秀才
才智
才走
才伎
才蔵
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