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憮
ふりがな文庫
“憮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
50.0%
ぶ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
あたりを片付け
鉄瓶
(
てつびん
)
に湯も
沸
(
たぎ
)
らせ、
火鉢
(
ひばち
)
も拭いてしまいたる女房おとま、
片膝
(
かたひざ
)
立てながら
疎
(
あら
)
い歯の
黄楊
(
つげ
)
の
櫛
(
くし
)
で
邪見
(
じゃけん
)
に
頸足
(
えりあし
)
のそそけを
掻
(
か
)
き
憮
(
な
)
でている。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
憮(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶ
(逆引き)
「僕は三四年前に、
貴方
(
あなた
)
に
左様
(
さう
)
打ち明けなければならなかつたのです」と云つて、
憮
(
ぶ
)
然として
口
(
くち
)
を
閉
(
と
)
ぢた。三千代は急に
手帛
(
ハンケチ
)
を
顔
(
かほ
)
から
離
(
はな
)
した。
瞼
(
まぶた
)
の
赤
(
あか
)
くなつた
眼
(
め
)
を突然代助の
上
(
うへ
)
に
睜
(
みは
)
つて
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
憮(ぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
憮
漢検1級
部首:⼼
15画
“憮”を含む語句
憮然
京兆眉憮
憮恤
“憮”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石