“慘事(さんじ)” の例文
新字:惨事
自害(じがい)を見付けたのは、早起(はやおき)の良助と太吉、雨戸を繰つて、春の朝風を入れる時、この慘事(さんじ)に氣がついた——といふことは、先刻他の奉公人達から聽いたことでした。
但(たゞ)し港(みなと)の奧(おく)ではかような大事變(だいじへん)を起(おこ)してゐるに拘(かゝは)らず數十町(すうじつちよう)の沖合(おきあひ)では全(まつた)くそれに無關係(むかんけい)であつて當時(とうじ)そこを航行中(こう/\ちゆう)であつた石油發動機船(せきゆはつどうきせん)が海岸(かいがん)に於(お)けるかゝる慘事(さんじ)を
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ヴェスヴィオ噴火(ふんか)によるポムペイ全滅(ぜんめつ)の慘事(さんじ)に勝(まさ)るとも劣(おと)ることなきほどの出來事(できごと)であつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)