“慘殺”の読み方と例文
新字：惨殺
読み方割合
ざんさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二た目とは見られぬ慘殺（ざんさつ）死體となつて、川の中、林の奧、どうかすると往來の眞ん中に捨ててあるといふ始末です。
銭形平次捕物控：001 金色の処女 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
昨夜（ゆうべ）夜中に起出して、この井戸の中に突き落され、——或ひは自分から入つたところを——上から石を投げ込まれて慘殺（ざんさつ）され、死骸は曲者の手で引上げられて
銭形平次捕物控：153 荒神箒 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)