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情婦
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いろをんな
ふりがな文庫
“
情婦
(
いろをんな
)” の例文
「帰るとは云つて居たが
俄
(
にはか
)
に立つたんだね。
伴
(
つ
)
れて居たロオゼンベルグと云ふ女は
何
(
ど
)
うしたかしら。
情婦
(
いろをんな
)
の様でも
情婦
(
いろをんな
)
で無い様でも思はれたね。」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
すると、曲者は佐野松と心易い人間で、——
情婦
(
いろをんな
)
だか、友達だか知らないが、兎も角も、外から聲を掛けて、中にゐる佐野松に開けて貰ひ、ヌツと入つたに違ひないことになるでせう
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
目の四方に青い
隈
(
くま
)
を
注
(
さ
)
したり、一方の
頬
(
ほ
)
に黒い
頬黒
(
ほくろ
)
を
拵
(
こしら
)
へたりする女であつた。おれは又この女どもを人の
情婦
(
いろをんな
)
になつて囲はれて居るのかとも思つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
下宿ではキキイの外の三人の女が
何処
(
どこ
)
かへ引越して
仕舞
(
しま
)
つて、
其
(
その
)
あとにはモニコの踊子を
落籍
(
ひか
)
せて
情婦
(
いろをんな
)
にして居る大学生のピエルと画家のコツトとが食卓へ就くことになつたが
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“情婦”の意味
《名詞》
情 婦(じょうふ)
妻以外の愛人。
(出典:Wiktionary)
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“情”で始まる語句
情
情夫
情人
情誼
情緒
情事
情合
情景
情死
情無