“いろをんな”の漢字の書き方と例文
語句割合
情婦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「帰るとは云つて居たが俄(にはか)に立つたんだね。伴(つ)れて居たロオゼンベルグと云ふ女は何(ど)うしたかしら。情婦(いろをんな)の様でも情婦(いろをんな)で無い様でも思はれたね。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
すると、曲者は佐野松と心易い人間で、——情婦(いろをんな)だか、友達だか知らないが、兎も角も、外から聲を掛けて、中にゐる佐野松に開けて貰ひ、ヌツと入つたに違ひないことになるでせう
目の四方に青い隈(くま)を注(さ)したり、一方の頬(ほ)に黒い頬黒(ほくろ)を拵(こしら)へたりする女であつた。おれは又この女どもを人の情婦(いろをんな)になつて囲はれて居るのかとも思つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
下宿ではキキイの外の三人の女が何処(どこ)かへ引越して仕舞(しま)つて、其(その)あとにはモニコの踊子を落籍(ひか)せて情婦(いろをんな)にして居る大学生のピエルと画家のコツトとが食卓へ就くことになつたが
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)