わるい)” の例文
旧字:
私は、田舎の子の眼に見つめられる事にはなれっ子になって居たので格別間がわるいとも思わなかった。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「私の一生には夢が附まとっている」と、よく仰いました。こういう風ですから、夢見がいいにつけ、わるいにつけ、それを御目が覚めてから気になさることは一通りで無いのでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)