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恰度
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てうど
ふりがな文庫
“
恰度
(
てうど
)” の例文
さうして何時も谷を隔てた圓い丘の上に、また
圓
(
まんま
)
るな明るい月が
夕照
(
ゆふやけ
)
の赤く殘つた空を
恰度
(
てうど
)
花札の二十坊主のやうにのぼつたものである。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
文久錢
(
ぶんきうせん
)
とも
云
(
い
)
ふべき
錢
(
おあし
)
を
呑
(
の
)
んだのです、
恰度
(
てうど
)
私
(
わたくし
)
も
其節
(
そのせつ
)
其塲
(
そのば
)
に
居
(
お
)
りましたが、
何
(
なに
)
も
心得
(
こゝろゑ
)
ませんから
唯
(
たゞ
)
慌
(
あわ
)
てる
計
(
ばか
)
り、
何
(
なに
)
か
振舞
(
ふるまい
)
のあツた
時
(
とき
)
ですから、
大勢
(
たいぜい
)
人
(
ひと
)
も
居
(
お
)
りましたが、
何
(
いづ
)
れも
青
(
あを
)
くなり
手療法一則:(二月例会席上談話)
(旧字旧仮名)
/
荻野吟子
(著)
恰
漢検準1級
部首:⼼
9画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“恰”で始まる語句
恰好
恰
恰幅
恰当
恰腹
恰形
恰服
恰々
恰人
恰好事