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心情
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こゝろもち
ふりがな文庫
“
心情
(
こゝろもち
)” の例文
よしや頭が禿げてもこの
熱
(
あつた
)
かい若々しい
心情
(
こゝろもち
)
だけは
何日
(
いつ
)
までも持つて居たいものだと思つて居る。
曷
(
いづく
)
んぞ今にして早く蒸溜水の樣な心に成られるよう。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
人の紹介で逢つて見たことも有るし、
今歳
(
ことし
)
になつて二三度手紙の
往復
(
とりやり
)
もしたので、
幾分
(
いくら
)
か互ひの
心情
(
こゝろもち
)
は通じた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
まあ、僕も、一時は研究々々で、あまり解剖的にばかり物事を見過ぎて居たが、此頃に成つて大に悟つたことが有る。それからずつと君の
心情
(
こゝろもち
)
も解るやうに成つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『実は、御願ひがあつて上りました。』と前置をして、級長は一同の
心情
(
こゝろもち
)
を
表白
(
いひあらは
)
した。
何卒
(
どうか
)
して彼の教員を引留めて呉れるやうに。
仮令
(
たとへ
)
穢多であらうと、
其様
(
そん
)
なことは
厭
(
いと
)
はん。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“心情”の意味
《名詞》
心 情(しんじょう)
心の中で感じていること。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許