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心得顔
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こころえがお
ふりがな文庫
“
心得顔
(
こころえがお
)” の例文
旧字:
心得顏
女中はもう葉子には
軽蔑
(
けいべつ
)
の色は見せなかった。そして
心得顔
(
こころえがお
)
に次の部屋との
間
(
あい
)
の
襖
(
ふすま
)
をあける
間
(
あいだ
)
に、葉子は手早く大きな銀貨を紙に包んで
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
と聞いて
頷
(
うなず
)
くのを見て、
年紀上
(
としうえ
)
だけに
心得顔
(
こころえがお
)
で、
危
(
あぶな
)
っかしそうに
仰向
(
あおむ
)
いて
吃驚
(
びっくり
)
した
風
(
ふう
)
でいる幼い方の、
獅子頭
(
ししがしら
)
を
背後
(
うしろ
)
へ引いて
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
思いもかけぬ時とところで、囃子の音を聞いたものですから、宇津木兵馬は覚えず目をあげて、音のする方をながめると、猟師の勘八が
心得顔
(
こころえがお
)
に
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
心得顔
(
こころえがお
)
で万太郎の先に立ち、杖のような物を横に持って歩き出しました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、帆村は
心得顔
(
こころえがお
)
でいった。
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“心得”で始まる語句
心得
心得違
心得面
心得難
心得童子
心得之
心得候
心得方
心得顏
心得草