トップ
>
微見
>
ほのめ
ふりがな文庫
“
微見
(
ほのめ
)” の例文
然
(
さう
)
かと
思
(
おも
)
ふと、
其青年
(
そのせいねん
)
は
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
の
生徒
(
せいと
)
らしく、
実業界
(
じつげふかい
)
に
羽
(
はね
)
を
伸
(
のば
)
さうと
云
(
い
)
ふ
前途
(
ぜんと
)
の
抱負
(
はうふ
)
なども
微見
(
ほのめ
)
かしてある。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
始末は
大抵
(
たいてい
)
極つてゐるさ。
此間
(
こなひだ
)
お前の
親爺
(
おやぢ
)
に會つた時にもあの家の内幕を一寸
微見
(
ほのめ
)
かしてゐたよ。
孫だち
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
老父
(
おやぢ
)
が
何時
(
いつ
)
まで經つても、財産の一部も彼等に手渡しゝない不平を
微見
(
ほのめ
)
かせた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
微見
(
ほのめ
)
かさずにはいられなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
財産の一部も彼らに手渡ししない不平を
微見
(
ほのめ
)
かせた。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温