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御縋
ふりがな文庫
“御縋”の読み方と例文
読み方
割合
おすが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おすが
(逆引き)
どうしても貴方に助けて頂かなければならない。それには先づ貴方に
御縋
(
おすが
)
り申して、家内のことを世間の人に御話下さらないやうに。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「実は先生に
御縋
(
おすが
)
り申して、誰も知ってるものがないのに出て参りましたのですから、大層失望しましたのですけれど」
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
が、いかに
依
(
たの
)
まれましても
人間
(
にんげん
)
の
寿命
(
じゅみょう
)
ばかりは
何
(
ど
)
うにもなりませぬ。
随分
(
ずいぶん
)
一
心
(
しん
)
不乱
(
ふらん
)
になって
神様
(
かみさま
)
に
御縋
(
おすが
)
りするのでございますが、
死
(
し
)
ぬものは
矢張
(
やは
)
り
死
(
し
)
んで
了
(
しま
)
います。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御縋(おすが)の例文をもっと
(3作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
縋
漢検1級
部首:⽷
16画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御縋”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
島崎藤村
田山花袋