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御断
ふりがな文庫
“御断”のいろいろな読み方と例文
旧字:
御斷
読み方
割合
おことわり
55.6%
おことわ
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おことわり
(逆引き)
その横の真黒く
煤
(
すす
)
けた柱へ「
掛売
(
かけうり
)
一切
(
いっさい
)
御断
(
おことわり
)
」と書いた
半切
(
はんぎり
)
が貼って在るが、煤けていて眼に付かない。
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
『拝啓。昨日は永々御邪魔仕り、奉謝候。帰宅候処、
無拠
(
よんどころなき
)
用事出来、乍残念、来四日は、出難く候間、
御断
(
おことわり
)
申上候。此次御出遊の節、御供仕度楽み居り候。頓首。』
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
御断(おことわり)の例文をもっと
(5作品)
見る
おことわ
(逆引き)
最初に一応
御断
(
おことわ
)
り申しておきたいことは、私は熱心においては
何人
(
なんぴと
)
にも譲らざる俳諧の研究者、殊に芭蕉翁の、今の言葉でいうファンであるが
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それ以来私は
明
(
あきらか
)
に三浦の幽鬱な
容子
(
ようす
)
が
蔵
(
かく
)
している秘密の
匀
(
におい
)
を感じ出しました。勿論その秘密の匀が、すぐ
忌
(
い
)
むべき
姦通
(
かんつう
)
の二字を私の心に
烙
(
や
)
きつけたのは、
御断
(
おことわ
)
りするまでもありますまい。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御断(おことわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“御断”で始まる語句
御断念
御断申候
検索の候補
御叡断
御断念
御診断
御不断召
御断申候
“御断”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
石井研堂
木下尚江
谷崎潤一郎
柳田国男
夏目漱石
夢野久作
泉鏡花
芥川竜之介