“御埼(みさき)” の例文
さてヒコホノニニギの命は、カササの御埼(みさき)で美しい孃子(おとめ)にお遇いになつて、「どなたの女子(むすめご)ですか」とお尋ねになりました。
ここに仰せになるには「この處は海外に向つて、カササの御埼(みさき)に行(ゆ)き通つて、朝日の照り輝(かがや)く國、夕日の輝(かがや)く國である。此處こそはたいへん吉い處(ところ)である」
そこで大國主の命が出雲(いずも)の御大(みほ)の御埼(みさき)においでになつた時に、波(なみ)の上(うえ)を蔓芋(つるいも)のさやを割(わ)つて船にして蛾(が)の皮をそつくり剥(は)いで著物(きもの)にして寄(よ)つて來る神樣があります。