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御交際
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おつきあい
ふりがな文庫
“
御交際
(
おつきあい
)” の例文
「どんなものでしょう。老人も取る年で近頃は大変心細そうな事ばかりいっていますが、——どうかして元通りの
御交際
(
おつきあい
)
は願えないものでしょうか」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「叔父さん、今晩は榊さんが夕飯を差上げるそうです。
何卒
(
どうか
)
御交際
(
おつきあい
)
下さいまし」
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「もし、それが気になるなら、
私
(
わたくし
)
の方はどうでも
宜
(
よ
)
う御座んすから、御父様と仲直りをなすって、今まで通り
御交際
(
おつきあい
)
になったら好いじゃありませんか」
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「しかし御父さまに悪いでしょう。今になってあの人と
御交際
(
おつきあい
)
いになっちゃあ」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こう続けざまに芝居を見るのは私の
生涯
(
しょうがい
)
において
未曾有
(
みぞう
)
の珍象ですが、私が、私に固有な
因循
(
いんじゅん
)
極まる在来の軌道をぐれ出して、ちょっとでも陽気な
御交際
(
おつきあい
)
をするのは全くあなたのせいですよ。
虚子君へ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
自分は
謹
(
つつし
)
んで安さんの
旨
(
むね
)
を
領
(
りょう
)
した。実際自分もその考えでいたんだから、これはけっして
御交際
(
おつきあい
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
ではなかった。それからいろいろな話をしたがシキの中の述懐と大した変りはなかった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂