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後金
ふりがな文庫
“後金”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あとがね
80.0%
あときん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとがね
(逆引き)
「それも考えておりますから、ご心配には及びません。……ですが旦那、首尾よく仕遂げた後で、
後金
(
あとがね
)
はやれねえなんて苦情は出やしますまいね」
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ところで、あの足音だ、——
後金
(
あとがね
)
の
緩
(
ゆる
)
んだ
雪駄
(
せつた
)
を引摺り加減に歩くところは、女や武家や職人ぢやねえ、
落魄
(
おちぶ
)
れた能役者でなきア先づ思案に餘つたお
店者
(
たなもの
)
だ」
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
後金(あとがね)の例文をもっと
(8作品)
見る
あときん
(逆引き)
すなわちこの五十銭を置いて
行
(
ゆ
)
く。直ぐに
後金
(
あときん
)
の二円を持って来るから受取っておいてくれい。熊手は預けて
行
(
ゆ
)
くぞ、誰も
他
(
ほか
)
のものに売らんようになあ、と云われましたが、諸君。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
又「さア
当金
(
とうきん
)
百円貸して、
後金
(
あときん
)
千円位の資本を借りてもよかろう」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
後金(あときん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“後金”の解説
後金(こうきん、1616年 - 1636年、満洲語:ᠠᡳ᠌ᠰᡳᠨ
ᡤᡠᡵᡠᠨ aisin gurun、金國)は、17世紀前半に満洲に興った満洲人(女真人、jušen)の国家で、清の前身。
1588年までに女真の建州女直を統一し、マンジュ国(ᠮᠠᠨᠵᡠ
ᡤᡠᡵᡠᠨ manju gurun、滿洲國)を建てていた愛新覚羅氏のヌルハチによってヘトゥアラ(後の興京)に置かれた。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
検索の候補
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肥後金工録
金解禁後
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“後金”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
中里介山
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岡本綺堂
国枝史郎
泉鏡花
野村胡堂