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律
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りっ
ふりがな文庫
“
律
(
りっ
)” の例文
つい
乳母
(
うば
)
や子守を頼むような気になる。しからば教師たるものは何を標準として自己を
律
(
りっ
)
するか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
だが、諸戸の様な、謂わば変質者を、
常軌
(
じょうき
)
で
律
(
りっ
)
することは出来ぬのだ。彼は異性に恋し得ない男ではなかったか。彼は同性の愛の為に、その恋人を奪おうと企てた疑いさえあるではないか。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
踏む石は
天鵞毧
(
びろうど
)
のごとく
柔
(
やわら
)
かと見えて、足音を
証
(
しょう
)
にこれを
律
(
りっ
)
すれば、動かぬと評しても
差支
(
さしつかえ
)
ない。が輪廓は少しく浮き上がる。余は画工だけあって人体の骨格については、
存外
(
ぞんがい
)
視覚が鋭敏である。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
律
常用漢字
小6
部首:⼻
9画
“律”を含む語句
旋律
比律賓
規律
律調
法律
律呂
音律
律師
顫律
呂律
律義
律動
韻律
急々如律令
戒律
律詩
律師様
権律師
調律
律儀
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