トップ
>
弘福寺
>
こうふくじ
ふりがな文庫
“
弘福寺
(
こうふくじ
)” の例文
それでも亀井家のお墓所
弘福寺
(
こうふくじ
)
が近くにあるので、まずそこへだけはと、お祖母様とお母様とに連れられて、お参りに行きました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
この仲のよくない爺婆の石像は、明治時代になって、
暫
(
しばら
)
くどこへ行ったか行く方不明になっていましたが、後に
隅田
(
すみだ
)
川東の
牛島
(
うしじま
)
の
弘福寺
(
こうふくじ
)
へ引っ越していることが分りました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
弘福寺
(
こうふくじ
)
の現住墨汁師は大正五年に
入
(
い
)
ってからも、捜索の手を
停
(
とど
)
めずにいた。そしてとうとう
下目黒
(
しもめぐろ
)
村
海福寺
(
かいふくじ
)
所蔵の池田氏
過去帖
(
かこちょう
)
というものを借り出して、わたくしに見せてくれた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
小石川富坂
(
こいしかわとみざか
)
の
源覚寺
(
げんかくじ
)
にあるお
閻魔様
(
えんまさま
)
には
蒟蒻
(
こんにゃく
)
をあげ、
大久保百人町
(
おおくぼひゃくにんまち
)
の
鬼王様
(
きおうさま
)
には
湿瘡
(
しつ
)
のお礼に
豆腐
(
とうふ
)
をあげる、
向島
(
むこうじま
)
の
弘福寺
(
こうふくじ
)
にある「
石
(
いし
)
の
媼様
(
ばあさま
)
」には子供の
百日咳
(
ひゃくにちぜき
)
を祈って
煎豆
(
いりまめ
)
を
供
(
そな
)
えるとか聞いている。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そして新小梅町、小梅町、須崎町の間を
徘徊
(
はいかい
)
して捜索したが、嶺松寺という寺はない。わたくしは絶望して
踵
(
くびす
)
を
旋
(
めぐら
)
したが、道のついでなので、須崎町
弘福寺
(
こうふくじ
)
にある先考の墓に詣でた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“弘福寺”の解説
弘福寺(こうふくじ)は、東京都墨田区向島にある黄檗宗の寺院。山号は牛頭山。本尊は釈迦如来。隅田川七福神のうち布袋像を祀る。
(出典:Wikipedia)
弘
漢検準1級
部首:⼸
5画
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“弘福寺”で始まる語句
弘福寺前