“弘福寺前”の読み方と例文
読み方割合
こうふくじまえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車掌が弘福寺前こうふくじまえと呼んだ時、妾風の大丸髷とコートの男とが連立って降りた。わたくしは新築せられた弘福禅寺の堂宇を見ようとしたが、外は暗く、唯低いの茂りが見えるばかり。
寺じまの記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)