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引払
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ひきはら
ふりがな文庫
“
引払
(
ひきはら
)” の例文
旧字:
引拂
で、そう事が解って見ると、私は
猶々
(
なおなお
)
怖く恐しく感じて、
迚
(
とて
)
もここに長居する気がないから、
其日
(
そのひ
)
の
中
(
うち
)
に
早々
(
そうそう
)
ここを
引払
(
ひきはら
)
って、再び
倫敦
(
ロンドン
)
へ
逃帰
(
にげかえ
)
る。
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
さま/″\の評判が立ってちり/″\人が
他
(
ほか
)
へ
引起
(
ひっこ
)
してしまうから、白翁堂も薄気味悪くや思いけん、
此処
(
こゝ
)
を
引払
(
ひきはら
)
って、
神田旅籠町
(
かんだはたごちょう
)
辺へ
引越
(
ひっこ
)
しました。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
天智天皇の御代に任那の日本府を
引払
(
ひきはら
)
って以来、次第に交渉もうすれ、遂には帰化人として賤しめられるようになり、改姓を希望する者が多くなったので、この詔勅が下されたのである。
マル及ムレについて
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
払
常用漢字
中学
部首:⼿
5画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出