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平首
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ひらくび
ふりがな文庫
“
平首
(
ひらくび
)” の例文
陣中を大声でどなり、
眠
(
ねむ
)
っている者を起こして歩いて、うまやにかけもどるなり、朝月の
平首
(
ひらくび
)
へかじりつくようにして
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
何小二はその唸り声の中にこんな意味を含めながら、馬の
平首
(
ひらくび
)
にかじりついて、どこまでも高粱の中を走って行った。
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そこを目掛けて引っ返し、馬の
平首
(
ひらくび
)
に頬をあて、右手で揮う小脇差し、一文字に駈け抜ける。またも悲鳴、バタバタと、山窩が一、二人仆れたらしい。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
(高綱は聞かざるものゝ如く、馬のそばに進みてその
平首
(
ひらくび
)
を輕く叩きなどする。)
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
と、お通と兵庫は、駒の
平首
(
ひらくび
)
を挟んで、両側から口輪を持ち合った。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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平首
(
ひらくび
)
、竹に挟まれて、されどゆかしく、あどけなく
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
馬の
平首
(
ひらくび
)
をたたいてなげきながら、毎日
備前守
(
びぜんのかみ
)
受け持ちの工事場へ出て、
人夫
(
にんぷ
)
のさしずをしていた。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
そして乗れる愛馬の
平首
(
ひらくび
)
を叩いて
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家