常若とこわか)” の例文
此の身がとわに常若とこわかに、此の絵すがたがこの身のかわりに、老いさらぼうてれたなら——おお、そうだ、しこの事が出来るなら、此の身のかわりに此の絵すがたが老いてゆき
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
芸術家の心は老を知らぬ常若とこわかのものなるが故に、といふのが普通の解釈である。
枕物狂 (新字旧仮名) / 川田順(著)
真素肌ますはだのましろなる、きぬつけぬ常若とこわかほこりもて
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
むらさきの常若とこわかすがたはなやかに
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
常若とこわかの海は
佐藤春夫詩集 (旧字旧仮名) / 佐藤春夫(著)
常若とこわかにしもあらまほし
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
常若とこわかにしもあらまほし
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
常若とこわかに笑む星の影
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
常若とこわか生命いのちただひぬ。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
常若とこわかの生命湛ひぬ。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)