“常若”の読み方と例文
読み方割合
とこわか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の身がとわに常若とこわかに、此の絵すがたがこの身のかわりに、老いさらぼうてれたなら——おお、そうだ、しこの事が出来るなら、此の身のかわりに此の絵すがたが老いてゆき
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
芸術家の心は老を知らぬ常若とこわかのものなるが故に、といふのが普通の解釈である。
枕物狂 (新字旧仮名) / 川田順(著)
真素肌ますはだのましろなる、きぬつけぬ常若とこわかほこりもて
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)