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布袋屋
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ほていや
ふりがな文庫
“
布袋屋
(
ほていや
)” の例文
兄は十九で京橋の
布袋屋
(
ほていや
)
という大きい呉服屋さんへ奉公に出ていまして、その年季のあけるのを母は楽しみにしていたのでございます。
蜘蛛の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「繩張り違ひは承知の上ですが、
布袋屋
(
ほていや
)
の旦那が、石原の親分ぢや心もとないから、錢形のに見て貰つてくれつて言ひますぜ」
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
他
(
ほか
)
に
布袋屋
(
ほていや
)
と
言
(
い
)
ふ——
今
(
いま
)
もあらう——
呉服屋
(
ごふくや
)
があつたが、
此
(
こ
)
の
濱野屋
(
はまのや
)
の
方
(
はう
)
の
主人
(
しゆじん
)
が、でつぷりと
肥
(
ふと
)
つて、
莞爾々々
(
にこ/\
)
して
居
(
ゐ
)
て、
布袋
(
ほてい
)
と
言
(
い
)
ふ
呼稱
(
よびな
)
があつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鼻緒も
宜
(
よ
)
うございましょうが、家内が綿を
紡
(
つ
)
むことを覚えて近所の
娘子
(
むすめこ
)
に教えるので、
惠比壽屋
(
えびすや
)
だの、
布袋屋
(
ほていや
)
だの
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「縄張違いは承知の上ですが、
布袋屋
(
ほていや
)
の旦那が、石原の親分じゃ心もとないから、銭形のに見て貰ってくれって言いますぜ」
銭形平次捕物控:004 呪いの銀簪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
布袋屋
(
ほていや
)
の主人萬三郎は、小判を五六枚鼻紙に
捻
(
ひね
)
ると、平次の袖へそつと滑らせました。
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「親分、
布袋屋
(
ほていや
)
の旦那が、ちよいとお話申し上げたい事があるさうで——」
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“布袋”で始まる語句
布袋
布袋竹
布袋腹
布袋和尚
布袋草
布袋図
布袋子
布袋島
布袋樣