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巣立
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すだ
ふりがな文庫
“
巣立
(
すだ
)” の例文
彼女といっしょに
巣立
(
すだ
)
った早苗たちは、もう未来への羽ばたきを、それぞれの
環境
(
かんきょう
)
のなかで
支度
(
したく
)
している。将来への希望について書かせたとき、早苗は教師と書いていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「わあっ。」と、いう
声
(
こえ
)
がしました。しかし、もう
小
(
こ
)
すずめは、
巣立
(
すだ
)
っていませんでした。
すずめの巣
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これら“同窓の雀”が、時代のあらしに、翼を分かって、思い思いな
二十歳
(
はたち
)
台の
巣立
(
すだ
)
ちをしてゆく保延年間(約八百年前)の世態を前奏とし、物語はいま、
保元
(
ほうげん
)
の乱、直前まで、書いてきました。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巣立
(
すだ
)
ちの
頃
(
ころ
)
か、
羽音
(
はおと
)
が
立
(
た
)
つて、ひら/\と
飛交
(
とびか
)
はす。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
巣
常用漢字
小4
部首:⼮
11画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“巣”で始まる語句
巣
巣窟
巣鴨
巣籠
巣喰
巣山
巣林子
巣湖
巣兆
巣子