みまか)” の例文
かねて聞く後鳥羽法皇のみまかられた遺跡はこのへんと思われるにつけ、お心ぼそさはトしおだったにちがいない。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『日本紀』一に伊弉冊尊いざなみのみこと火神を生む時かれてみまかりましぬ、紀伊国熊野の有馬村に葬る。『古事記』には火之迦具土神ひのかぐつちのかみを生ますに御陰みほとかれて崩りましぬ。