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居崩
ふりがな文庫
“居崩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくず
75.0%
ゐくづ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくず
(逆引き)
瓦へかむせてある
濡
(
ぬ
)
れ
莚
(
むしろ
)
へ、
居崩
(
いくず
)
れたままにうっ伏したお綱は、生まれて初めて
真
(
しん
)
から悲しいということを知って、誰に気づかいもなく、シク、シク……とすすり泣きを洩らしていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雪之丞は、その瞬間、もう、
荒薦
(
あらごも
)
の上に、なまめかしく
居崩
(
いくず
)
れてはいなかった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
居崩(いくず)の例文をもっと
(3作品)
見る
ゐくづ
(逆引き)
氣象者らしい娘が、意氣地もなく
居崩
(
ゐくづ
)
れて、それはいかにも哀れ深い姿です。
銭形平次捕物控:298 匕首の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
居崩(ゐくづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
崩
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪
“居崩”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治
太宰治
野村胡堂