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岩窟
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いはあな
ふりがな文庫
“
岩窟
(
いはあな
)” の例文
ピストイアは我に
應
(
ふさは
)
しき
岩窟
(
いはあな
)
なりき、われ導者に、彼に
逃
(
にぐ
)
る勿れといひ、また彼をこゝに陷らしめしは何の罪なるやを尋ねたまへ
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
そこで各自勝手に、木の下に宿を取る者もあれば、小屋掛けをする者もある。それからそれ、
岩窟
(
いはあな
)
を見つける者もある。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さて是より熊の
話
(
はなし
)
也、今一盃たまはるべしとて
自
(
みづから
)
酌
(
つぎ
)
てしきりに
喫
(
のみ
)
、
腰
(
こし
)
より
烟艸帒
(
たばこいれ
)
をいだして
烟
(
たばこ
)
を
吹
(
のみ
)
などするゆゑ、其
次
(
つぎ
)
はいかにとたづねければ、
老父
(
らうふ
)
曰
(
いはく
)
、さて
傍
(
かたはら
)
を見れば
潜
(
くゞる
)
べきほどの
岩窟
(
いはあな
)
あり
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
煮ゆる
黐
(
もち
)
の
邊
(
ほとり
)
を
巡視
(
みめぐ
)
り、またこの多くの
岩窟
(
いはあな
)
の上に
隙
(
すき
)
なく懸れる次の岩まで此等の者をおくりゆけ 一二四—一二六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我等すゝみてアンテオに近づけり、彼は
岩窟
(
いはあな
)
より外にいづること頭を除きて五アルラを下らざりき 一一二—一一四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
窟
常用漢字
中学
部首:⽳
13画
“岩窟”で始まる語句
岩窟内
岩窟堂
岩窟牢
岩窟神社