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岩倉
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いわくら
ふりがな文庫
“
岩倉
(
いわくら
)” の例文
塾の先進生
㹅掛
(
そうがか
)
りにて運動する中に、
或日
(
あるひ
)
私は
岩倉
(
いわくら
)
公の家に参り、初めて推参なれども
御目
(
おめ
)
に掛りたいと申込んで公に面会、色々塾の事情を話して
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
下駄突かけて、裏の方に廻って見ると、小山の
裾
(
すそ
)
を鬼の
窟
(
いわや
)
の如く
刳
(
く
)
りぬいた物置がある。家は
茅葺
(
かやぶき
)
ながら
岩畳
(
がんじょう
)
な構えで、一切の模様が
岩倉
(
いわくら
)
と云う其姓にふさわしい。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
北海丸と云うのは、二百
噸
(
トン
)
足らずのノルウェー式捕鯨船で、小さな合名組織の
岩倉
(
いわくら
)
捕鯨会社に属していた。船舶局の原簿によると、北海丸の沈没は十月七日とあった。
動かぬ鯨群
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
の急報によって、信雄と一しょに、
清洲
(
きよす
)
から
岩倉
(
いわくら
)
にかけつけ、またたくまに、布陣して
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大使
岩倉
(
いわくら
)
右大臣、副使
木戸
(
きど
)
参議、大久保内務卿、伊藤工部大輔以下七十名。開拓使女子留学生たちもまじっている。駐日公使デ・ロング夫妻が、晴れの
嚮導
(
きょうどう
)
役となって、同船している。
黒田清隆の方針
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
▼ もっと見る
その年か翌年か
岩倉
(
いわくら
)
大使が欧行に付き、親友の
長与専斎
(
ながよせんさい
)
も随行を命ぜられ、
近々
(
きんきん
)
出立とて私方に告別に参り、キニーネ一オンスのビンを懐中から出して
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
喰違
(
くいちがい
)
に
岩倉
(
いわくら
)
公襲撃の頃からソロ/\始まって、明治十一年、
大久保
(
おおくぼ
)
内務卿の暗殺以来、毎度の
兇変
(
きょうへん
)
は皆政治上の意味を含んで居るから、
云
(
い
)
わば学者の方は
御留主
(
おるす
)
になって
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“岩倉”で始まる語句
岩倉具視
岩倉公
岩倉行
岩倉三位
岩倉具張
岩倉具栄