居屋敷ゐやしき)” の例文
此方こつちからして金まで付離縁りえんなしたる其なさけは結句けつく此身のあだとなり役人しうの詞にも所詮しよせん存命ぞんめいかなはぬと云れしなれば此覺悟かくごされど其方は此事の御とがめはよも有まい程に御所刑濟ば田畑でんばた居屋敷ゐやしき家作かさく家財かざいは其方へ下さるゝで有うゆゑ殘らず其を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)