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寥
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りょう
ふりがな文庫
“
寥
(
りょう
)” の例文
だが、あの大きな川へ僅かばかりの鮎を放流したところで、地球上に散在する金剛石のようなもので
寥
(
りょう
)
々としている。
利根の尺鮎
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
寂
(
せき
)
たり
寥
(
りょう
)
たり。独立して改めず。周行して
殆
(
あやう
)
からず。もって天下の母となすべし。
吾
(
われ
)
その名を知らず。これを
字
(
あざな
)
して道という。
強
(
し
)
いてこれが名をなして大という。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
寥
(
りょう
)
たり
廓
(
かく
)
たり、沖漠希夷たり、
窈
(
よう
)
たり
冥
(
めい
)
たり、妙明離微たり、はるかに迷悟凡聖の際を出でて、生死
涅槃
(
ねはん
)
の域をこゆ。際を出ずるをもってのゆえに、よく迷悟に入り、よく凡聖に入る。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
“寥”を含む語句
寂寥
寥々
荒寥
凄寥
寂々寥々
寥廓
廓寥
寥亮
寥寥
寥々寂々
蕭寥
寥落
晨星寥々
見寥
寥々冥々
落莫寂寥
荒寥地
四隣寂寥
物寥
泬寥
...