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廓寥
ふりがな文庫
“廓寥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくりょう
50.0%
くわくれう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくりょう
(逆引き)
誰か見てはいなかったかしらと二度目にあたりを見廻したときの
廓寥
(
かくりょう
)
とした淋しさを自分は思い出した。
路上
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
そうした、錯覚に似た彼らを眠るまえ枕の上から眺めていると、私の胸へはいつも
廓寥
(
かくりょう
)
とした深夜の気配が
沁
(
し
)
みて来た。冬ざれた溪間の旅館は私のほかに宿泊人のない夜がある。
冬の蠅
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
廓寥(かくりょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわくれう
(逆引き)
ひとしほにまた
廓寥
(
くわくれう
)
としてしはがれてふしはひとふし
故郷の花
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
秋の空
廓寥
(
くわくれう
)
として影もなし
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
廓寥(くわくれう)の例文をもっと
(2作品)
見る
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
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廓
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