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廓清
ふりがな文庫
“廓清”の読み方と例文
読み方
割合
かくせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくせい
(逆引き)
だから先生がいち早く身をひかれたのはいかにももっともなのであるが、しかしまたそれだけに先生の
廓清
(
かくせい
)
的な仕事の余地もあったのである。
露伴先生の思い出
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
沼南はまた晩年を風紀の
廓清
(
かくせい
)
に
捧
(
ささ
)
げて東奔西走廃娼禁酒を
侃々
(
かんかん
)
するに
寧日
(
ねいじつ
)
なかった。が、壮年の沼南は廃娼よりはむしろ拝娼で艶名隠れもなかった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
かつての神仏分離の運動が過ぎて行ったあとになって見ると、昨日まで宗教
廓清
(
かくせい
)
の
急先鋒
(
きゅうせんぽう
)
と目された平田門人らも今日は
頑執
(
がんしゅう
)
盲排のともがら扱いである。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
廓清(かくせい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“廓清”の意味
《名詞》
悪いものを除去し清めること。
手術で、癌細胞などを有する可能性のある部位を除去すること。
(出典:Wiktionary)
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
“廓”で始まる語句
廓
廓内
廓然
廓通
廓外
廓大
廓者
廓寥
廓中
廓名
検索の候補
胃内廓清
“廓清”のふりがなが多い著者
吉野作造
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和辻哲郎
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夢野久作