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寧日
ふりがな文庫
“寧日”の読み方と例文
読み方
割合
ねいじつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねいじつ
(逆引き)
夏ともなれば私たちは草いきれを嗅いでとんぼ採りに
寧日
(
ねいじつ
)
がなかった。桜林と廓外との境には丈の高い木柵がめぐらしてあった。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
当時の日本の内状は
如何
(
いかん
)
というに、
室町
(
むろまち
)
将軍の末路で、諸将兵を相率いて交戦に暇なく、人民
寧日
(
ねいじつ
)
なしといういわゆる群雄割拠の時代であった。
東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
沼南はまた晩年を風紀の
廓清
(
かくせい
)
に
捧
(
ささ
)
げて東奔西走廃娼禁酒を
侃々
(
かんかん
)
するに
寧日
(
ねいじつ
)
なかった。が、壮年の沼南は廃娼よりはむしろ拝娼で艶名隠れもなかった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
寧日(ねいじつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
“寧日”の意味
《名詞》
平穏で何事もない安寧な日。
(出典:Wiktionary)
寧
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“寧”で始まる語句
寧
寧子
寧楽
寧波
寧馨児
寧親
寧静
寧夏
寧王
寧斎
“寧日”のふりがなが多い著者
梅崎春生
小山清
内田魯庵
佐々木邦
大隈重信
正岡子規
佐藤春夫
夏目漱石
国枝史郎
吉川英治